EQUITY RESEARCH / 3825
リミックスポイント決算:2027年3月期 Q1の最新実績
| 億円 | 前年同四半期 | 今回の四半期 | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 64.94 | 60.35 | -7.1% |
| 営業利益 | 17.41 | -17.17 | 赤字転換 |
| 純利益 | 22.83 | -17.74 | 赤字転換 |
| 営業利益率 | 26.8% | -28.5% | -55.3pt |
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リミックスポイント決算の分析結論
今回の全社赤字は、エネルギー販売の不振を示すものではありません。暗号資産評価損19.45億円が売上高の減額として計上されました。将来予想には売却と暗号資産価格の前提が大きく入り、過去の事業利益とは分けて評価します。
注目数字:増減の理由を読む
1Qの営業損益は前年の17.41億円の黒字から17.17億円の赤字へ転換しました。純損益は17.74億円の赤字、EPSは−12.11円です。暗号資産の評価損はその時点の現金支出ではありませんが、保有資産価値の減少を損益に反映しています。貸付による収益と相場の値動きによる評価損益を区別することが分析の出発点です。
事業構造:収益が生まれる仕組み
1Qのエネルギー事業は売上76.27億円、営業利益6.11億円で、前年同期比はそれぞれ84.3%増、233.9%増でした。蓄電池関連は売上2.97億円、営業利益0.13億円。デジタルアセットマネジメントは売上・営業損益とも−18.90億円でした。セグメント数値には、その他事業と全社調整を含めていません。エネルギー子会社の51%譲渡を10月1日に予定しており、3Q以降は同社の売上・営業利益を連結せず、残る49%を持分法の対象とする前提です。
財務内容:資金と資本の状態
6月末の現金及び預金は27.84億円、短期借入金は30億円。自己保有暗号資産6.35億円と貸付暗号資産142.42億円は、価格変動や回収条件が現金とは異なります。自己資本比率は65.8%。51%の譲渡対価は51億円で、残る49%に関する約89億円は条件付きの将来対価です。会社が示す財務余力180億円には運転資金の解放40億円も含まれ、全額を売却代金とすることはできません。9月4日発表の自己株式取得枠は800万株・20億円が上限、取得期間は10月1日~翌3月31日です。
通期計画に対する達成度
| 億円 | 今回までの累計 | 通期会社予想 | 進捗率 | 残期間に必要 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 60.35 | 300.50~373.85 | 16.1%~20.1% | 240.15~313.50 |
| 営業利益 | -17.17 | 46.51~118.93 | 赤字/黒字計画 | 63.68~136.10 |
| 純利益 | -17.74 | 72.08~132.56 | 赤字/黒字計画 | 89.82~150.30 |
8月28日の修正後予想を採用しています。ビットコイン価格86,000~116,000ドル、為替160円を前提に、暗号資産評価益47.07~120.42億円を織り込んだレンジです。1Q赤字に対して通期は黒字計画のため、利益の進捗率ではなく残期間の必要利益を示します。営業利益は2Q~4Q合計で63.68~136.10億円が必要です。事業売却の完了と相場前提が、計画の成否を大きく左右します。
次回決算で確認する3点
- エネルギー子会社の譲渡完了と連結範囲変更。
- 暗号資産数量・評価損益・貸付先への回収条件。
- 売却資金の投資、返済、自己株式取得への配分。
出典・集計方法
日本基準・連結。純利益は親会社株主に帰属する純利益。金額は原則億円。百万円値から換算し、率は当サイト計算。四半期単独は累計差額(Q4は通期−3Q累計)で算出し、未発表期は補完していません。Q1=4~6月、Q2=7~9月、Q3=10~12月、Q4=1~3月。
確認・更新:2026年9月27日。会社予想・目標と当サイトの分析を区別しています。次の決算更新時には最新四半期、会社計画、分析結論と図表を更新します。
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