EQUITY RESEARCH / 8306
三菱UFJ決算:2027年3月期 Q1の最新実績
| 億円 | 前年同四半期 | 今回の四半期 | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| 経常収益 | 32,539.32 | 39,075.43 | +20.1% |
| 経常利益 | 7,085.35 | 11,179.34 | +57.8% |
| 純利益 | 5,460.68 | 8,094.27 | +48.2% |
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三菱UFJ決算の分析結論
純利益は8,094.27億円へ48.2%増加し、通期目標2.7兆円に対して30.0%まで進みました。継続収益と市場・売却要因の両方が増益に寄与しています。次回は本業の増益が続くかを、費用と信用コストを含めて判断します。
注目数字:増減の理由を読む
資金利益は6,907億円から8,823億円、信託報酬+役務取引等利益は4,994億円から6,037億円へ拡大。経費も8,154億円から9,270億円へ増えましたが、業務粗利益の増加で経費率は60.0%から53.4%へ改善しました。業務純益は5,429億円から8,090億円へ増加しています。EPSは47.55円から71.77円へ上昇しました。
事業構造:収益が生まれる仕組み
銀行・信託・証券・カード等を通じ、貸出と預金の利ざや、決済や運用などの手数料、海外金融事業から収益を得ます。モルガン・スタンレーの持分法利益は2,222億円、持分法投資利益全体は2,615億円でした。加えて株式等関係損益は989億円と前年の303億円から増加しています。MSの利益は重要な収益源ですが、投資銀行・市場業務の環境でも動きます。本業の資金・手数料収益と並べて継続性を評価します。
財務内容:資金と資本の状態
6月末の貸出金は135.7兆円、預金は236.9兆円。銀行では預金が主要な調達手段となるため、一般事業会社の現預金や自己資本比率だけで安全性を評価する方法は適しません。短信の自己資本比率5.2%は会計上の数値で、規制上のCET1比率とは別です。貸出先の信用コスト、債券の評価損益、規制資本と還元余力を合わせて確認します。
通期計画に対する達成度
| 億円 | 今回までの累計 | 通期会社目標 | 進捗率 | 残期間に必要 |
|---|---|---|---|---|
| 純利益 | 8,094.27 | 27,000.00 | 30.0% | 18,905.73 |
会社は業績予想に代えて、親会社株主帰属純利益2.7兆円を通期目標として開示しています。残り3四半期に必要な純利益は1兆8,905.73億円です。1Qと同水準の利益が毎期続く前提は置かず、金利・手数料の伸びとMS寄与、売却益、信用コストを分解して追います。年間配当予想は96円で、前期86円から増配を計画しています。
次回決算で確認する3点
- 国内金利の収益反映と預金調達コストの上昇。
- 手数料・MS利益の持続性と株式売却益の寄与。
- 信用コスト、規制資本、配当・自己株式取得の余力。
出典・集計方法
日本基準・連結。純利益は親会社株主に帰属する純利益。金額は原則億円。百万円値から換算し、率は当サイト計算。四半期単独は累計差額(Q4は通期−3Q累計)で算出し、未発表期は補完していません。銀行の収益指標は経常収益・経常利益。営業利益率は表示せず、通期目標は純利益のみを扱います。Q1=4~6月、Q2=7~9月、Q3=10~12月、Q4=1~3月。
確認・更新:2026年9月27日。会社予想・目標と当サイトの分析を区別しています。次の決算更新時には最新四半期、会社計画、分析結論と図表を更新します。
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