EQUITY RESEARCH / 5253
カバー決算:2027年3月期 Q1の最新実績
| 億円 | 前年同四半期 | 今回の四半期 | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 96.29 | 88.25 | -8.3% |
| 営業利益 | 9.72 | 6.51 | -33.0% |
| 純利益 | 6.93 | 4.15 | -40.1% |
| 営業利益率 | 10.1% | 7.4% | -2.7pt |
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カバー決算の分析結論
ライブとライセンスは伸びましたが、売上の半分以上を占める商品販売の減少を補い切れませんでした。販管費は前年より減っており、利益回復を判断する中心指標は売上総利益です。
注目数字:増減の理由を読む
売上総利益は49.07億円から44.93億円へ減少し、販管費は39.35億円から38.41億円へ減少しました。固定費の増加が減益の主因ではありません。粗利益の減少を吸収し切れず、営業利益率は前年1Qの約10.1%から7.4%へ下がりました。EPSは10.57円から6.38円へ低下しています。
事業構造:収益が生まれる仕組み
ホロライブプロダクションの配信・コンテンツを起点に、ライブ、グッズ、ライセンスへ収益機会を広げる事業です。1Qの領域別売上は、配信20.92億円、ライブ9.08億円、マーチャンダイジング45.46億円、ライセンス・タイアップ12.79億円。ライブは109.6%増、ライセンス等は8.2%増、マーチャンダイジングは22.1%減でした。会社は、卒業タレント分の収益減に加え、商品製造・販売オペレーションの移行に伴う欠品や品揃え不足を説明しています。商品投入と販売体制の回復が、全社業績への寄与が最も大きい論点です。
財務内容:資金と資本の状態
6月末の現金及び預金は118.79億円で、前期末の160.08億円から減少しました。この間の自己株式取得は約29.99億円で、現金減少には株主還元も含まれます。総資産は280.88億円、自己資本比率は61.9%。残高の変化と事業の資金創出力を区別し、中間期の営業キャッシュフローで商品販売の現金化を確かめます。
通期計画に対する達成度
| 億円 | 今回までの累計 | 通期会社予想 | 進捗率 | 残期間に必要 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 88.25 | 513.50 | 17.2% | 425.25 |
| 営業利益 | 6.51 | 70.00 | 9.3% | 63.49 |
| 純利益 | 4.15 | 49.00 | 8.5% | 44.85 |
通期は売上513.50億円、営業利益70億円を計画しています。1Qの営業利益進捗は9.3%。上期営業利益計画19.30億円を達成するには、2Q単独で12.79億円が必要です。商品販売の回復による粗利益の積み上げが、まずこの上期計画に届くかを確認します。
次回決算で確認する3点
- マーチャンダイジングの売上と粗利益の回復。
- ライブ・ライセンスの成長が全社利益に残るか。
- 在庫、売上債権、営業CFと自己株式取得後の資金余力。
出典・集計方法
日本基準・連結。純利益は親会社株主に帰属する純利益。金額は原則億円。百万円値から換算し、率は当サイト計算。四半期単独は累計差額(Q4は通期−3Q累計)で算出し、未発表期は補完していません。Q1=4~6月、Q2=7~9月、Q3=10~12月、Q4=1~3月。
確認・更新:2026年9月27日。会社予想・目標と当サイトの分析を区別しています。次の決算更新時には最新四半期、会社計画、分析結論と図表を更新します。
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