カバー(5253)企業リサーチ|ホロライブの減益と回復条件を読む

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EQUITY RESEARCH / 5253

カバー決算:2027年3月期 Q1の最新実績

更新:2026年9月27日|連結|直近3か月:2026年4~6月

売上高88.25億円前年同期比 -8.3%
営業利益6.51億円前年同期比 -33.0%
純利益4.15億円前年同期比 -40.1%
2027年3月期 Q1・3か月単独比較
億円前年同四半期今回の四半期前年同期比
売上高96.2988.25-8.3%
営業利益9.726.51-33.0%
純利益6.934.15-40.1%
営業利益率10.1%7.4%-2.7pt
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カバー決算の分析結論

カバーの減益は、主力マーチャンダイジングの売上減が原因。回復の焦点は商品販売の立て直しにある。

ライブとライセンスは伸びましたが、売上の半分以上を占める商品販売の減少を補い切れませんでした。販管費は前年より減っており、利益回復を判断する中心指標は売上総利益です。

注目数字:増減の理由を読む

売上総利益は49.07億円から44.93億円へ減少し、販管費は39.35億円から38.41億円へ減少しました。固定費の増加が減益の主因ではありません。粗利益の減少を吸収し切れず、営業利益率は前年1Qの約10.1%から7.4%へ下がりました。EPSは10.57円から6.38円へ低下しています。

事業構造:収益が生まれる仕組み

ホロライブプロダクションの配信・コンテンツを起点に、ライブ、グッズ、ライセンスへ収益機会を広げる事業です。1Qの領域別売上は、配信20.92億円、ライブ9.08億円、マーチャンダイジング45.46億円、ライセンス・タイアップ12.79億円。ライブは109.6%増、ライセンス等は8.2%増、マーチャンダイジングは22.1%減でした。会社は、卒業タレント分の収益減に加え、商品製造・販売オペレーションの移行に伴う欠品や品揃え不足を説明しています。商品投入と販売体制の回復が、全社業績への寄与が最も大きい論点です。

財務内容:資金と資本の状態

6月末の現金及び預金は118.79億円で、前期末の160.08億円から減少しました。この間の自己株式取得は約29.99億円で、現金減少には株主還元も含まれます。総資産は280.88億円、自己資本比率は61.9%。残高の変化と事業の資金創出力を区別し、中間期の営業キャッシュフローで商品販売の現金化を確かめます。

通期計画に対する達成度

最新公表計画との比較(実績と会社計画)
億円今回までの累計通期会社予想進捗率残期間に必要
売上高88.25513.5017.2%425.25
営業利益6.5170.009.3%63.49
純利益4.1549.008.5%44.85

通期は売上513.50億円、営業利益70億円を計画しています。1Qの営業利益進捗は9.3%。上期営業利益計画19.30億円を達成するには、2Q単独で12.79億円が必要です。商品販売の回復による粗利益の積み上げが、まずこの上期計画に届くかを確認します。

次回決算で確認する3点

  • マーチャンダイジングの売上と粗利益の回復。
  • ライブ・ライセンスの成長が全社利益に残るか。
  • 在庫、売上債権、営業CFと自己株式取得後の資金余力。

出典・集計方法

  1. 2027年3月期 第1四半期決算短信(8月12日、非連結)
  2. 第1四半期決算説明資料:サービス別売上・費用
  3. 業績ハイライト(通期4年、非連結)

日本基準・連結。純利益は親会社株主に帰属する純利益。金額は原則億円。百万円値から換算し、率は当サイト計算。四半期単独は累計差額(Q4は通期−3Q累計)で算出し、未発表期は補完していません。Q1=4~6月、Q2=7~9月、Q3=10~12月、Q4=1~3月。

確認・更新:2026年9月27日。会社予想・目標と当サイトの分析を区別しています。次の決算更新時には最新四半期、会社計画、分析結論と図表を更新します。

公開情報に基づく企業リサーチ。会社ロゴは各社公式サイトを出典とし、当サイトが背景・見出しを編集しています。

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